日本人がアメリカ南西部を好きな理由

Native American

ここのところちょっと難しい記事が続きますが、本を読んでいるとどんどん疑問がわき上がってきて止まらない。挙句の果てに古事記まで読み始めてしまいました。。。

でも本当に本当に私は記憶力がないので、この勉強しておいたことも来週には忘れるでしょう。中学の友達と高校の友達がごっちゃになるぐらい記憶力がないです(笑)

書き残しておいても書いたことを忘れるので自分の脳内のキャパをどうにかしたい。。。。

 

さて、今日はこんな話。

先進国にある世界遺産の風景

最近これがどこからかバズっているようで読み返してみたら、いい記事だったなぁと自画自賛。

インディアンと日本人は似ている
ナバホ族を含めたネイティブアメリカンは大元をたどると、アジアから来ているのをご存じですか? これが、人類が移動した地図です。 (出展Wikipedia) 大陸がつながっていたような昔々、祖先は同じモ...

 

アメリカ、特にこの南西部に来ると、かなりの確率で、「自分がそこにいた」ことが深く刻まれて、「一生の記憶」となる人が多い。

 

そこで撮った写真をインスタのプロフィールにしたり、待ち受け画面にしたりする人の率が非常に高いです。

 

 

他の国にはないこの風景、それがアメリカにあるということがまたいいんだと思います。

 

そこにプラスして、「ネイティブアメリカンの土地を訪れたことやネイティブアメリカンの人々と直接会った」ことというのはどうやら本当に強く心に刻まれると個人的に色々な人に出会ってきて思います。

旅行に行ったからそれがどこであれその時は感銘を受けるのは当たり前だと思うのですが、その感銘を受けた記憶の効果がとてもとても長い。

ニューヨークに行く、バリ島に行く、マチュピチュに行く、とかそういう感覚とは全く違う。

ネイティブアメリカンの人々に会ったというのは、ただグランドキャニオンとセドナを観光したという感覚ともまた違う。

 

日本に帰ってからそのことを自慢して、また行きたいと必ず思う人が続出する。

 

インドを一回旅行してインドにハマったとかよく言いますが、それとはまた違ってもう少し憧れの地を見つけた感じというか、他人とは違う心のよりどころを見つけた感を感じられるというか。

(あー言葉ではうまく表せない!)

文化がシンクロする風景

 

上に貼った「インディアンと日本人は似ている」の記事で、日本の田舎に似ていると書きました。

 

旅行はどちらかと言えば「文化が違うのを楽しむ」ものですよね。

でもネイティブアメリカンの人々の土地では「風景も言葉も違う」中でどこか日本と文化が似ていて、そこが心に深く残るのかなと思います。

 

異文化体験の海外旅行だけどどこか懐かしい感じがして、自分のスピリットが洗われる、そんな感じ。

 

バイヤーさんでも、「アメリカの、ここ南西部の風景があるから毎回来る」という人が多数います。時々、ビジネスをやるために旅行しているのか、旅行するためにビジネスしているのか、どっちもだよね(笑)ってなります。

 

儀式にハマったり、ネイティブアメリカンの精神論にハマったり、もう一回この土地に行きたいと心焦がれる人が多かったり。それが年代に関係なく、若い子から年配の方まで本当に幅広いのです。

 

十分な時間がないと来られないからこそ、心焦がれる土地というのも理由です。

 

一回来てみたら、絶対にもう一度行きたいと思って仕事を頑張れる。

二回来たら、周りに堂々と自慢できる。

 

その中で日本に居たら固まりがちな自分の価値観もどんどん変わっていって、日本での生活も変わってくる。

現実逃避したくて来た旅行だったけど、現実を見て日本でももっと前向きになれる。

 

ヨーロッパによく旅行に行く人とかは「他人と違うことができる優越感」というところに自分を置きがちで「旅行と自分の日常はかけ離れている」気がするんだけど、(※あくまでも私の勝手なイメージ)

アメリカ南西部に来て感銘を受ける人たちは「自分の日常を豊かにするための旅行」という結果になっていることが多い。

 

「俺はアメリカに行ってきたぜ、すごいだろ」(そんな人今の時代いないか。笑)っていう優越感というのは他人をジャッジすることにつながってしまうけど、そこではなくて「誰にも言わないけど休暇を使ってアメリカに行ってきた」というような自己満足は結局自分の心が豊かになる感覚がして、他人と比べることなく満たされることができる、素晴らしいツールだなと思います。

 

私も日本にいたときは有休と土日を合わせて誰にも言わずに何回かアメリカに来ていて、その頃を懐かしく思い出しました。(遠い記憶。。。)

まとめ

私はもう毎日が生活になってしまって心焦がれる気持ちというのは薄れがちなのですが、ここに遊びに来て、心焦がれる人たちを見て、もっと毎日に感謝しなきゃと思います。

日本に居ればニューメキシコが恋しくなるし、アメリカでも都会に居ればやっぱりニューメキシコに帰りたくなる。

世界中からも多くの観光客が訪れるここ南西部の風景はただの風景じゃなくて、その歴史的な背景とかカルチャーと一体となって魅惑になってるんだなと改めて思いました。

 

 

 

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