ナバホ族ソウルフード マトンシチューのレシピ

食レポ、料理レシピ

今日はナバホ族のみんなの大好物、「マトンシチューの作り方」を紹介します。

 

マトン、はジンギスカンでおなじみの羊のお肉。
昔から羊飼いを家業にする家庭が多く、儀式やパーティなどのイベントの時に羊一匹をさばく、ということがよくあります。

「だれか羊売ってくれる人いないかな?」

「あそこのおばあちゃんが確か羊飼ってるよ、聞いてみるね。」

なんて結構よくする会話です。

ミスナバホのコンテストには、「羊をさばく」のが審査の一つになるぐらい、ナバホといえば、羊。

↓ミスナバホの羊をさばくコンテスト。

Miss Navajo

(私が羊をさばいた記事も後日アップしたいと思います。)

中でも「マトンシチュー」は一番の定番メニュー。
「マトンシチュー」にもいろいろあるけど、その中でも「ベジタブルシチュー」を作ります。
シンプルでおいしくて、慣れると時々体が欲するようになります。

材料はこちら。

 

・羊のお肉

・ジャガイモ

・人参

・セロリ

所要時間は2時間~2時間半。
でも切って煮込むだけなので実際レシピにするほどのものでもなく、作業としては超簡単です。

今回は、以前羊をさばいたときのお肉があったのでそれを使っていますが、
スーパーの「マトン」のお肉で大丈夫。どこの部位でも、骨付きでも、細かく切れれば大丈夫です。(でもラム肉はお値段が高くてもったいないので、煮込みじゃなくてそのままラムチョップとか作ってくださいね、マトンのお肉がいいです。)

作り方

お肉を一口大に切る。

(大勢にふるまうときはなるべく細かく切ります。今回は自宅用だったのでお肉をどでかく切ってます。)

水を入れた深い鍋で、お肉を煮る。

ひたひたよりも少し多い量のお水でOK。
(煮立ったら灰汁が出ますが、普通は取らないです。私はなんとなく取ります。)

 

ジャガイモとニンジン投入

弱火で煮込むこと1時間。
お肉が柔らかくなったら、一口大に切ったジャガイモとニンジンを投入。

カレーを作る要領で切ります。

セロリ投入

さらに40分ぐらい煮込んで野菜が柔らかくなったら、セロリ投入。

20分ぐらい煮たら出来上がり。

基本、何の味付けもしません。
食べるときに、大量にお塩を入れて食べます。

本来はフライブレッドの方がマトンシチューには人気ですが、今日はトルティーヤと一緒に食べます。七味とかチリを入れてもおいしいです。

マトンって臭くない?ってよく聞かれるけど、シチューになるとそんな感じはしない、と思うのは私が羊肉を愛しているからかもしれません。

このお肉を牛肉にすると、こちらでは「ビーフシチュー」と呼ばれるものができます。
日本の「シチュー」とは全く違う、ただただ煮込んだスープのことをみんな「シチュー」って呼びます。

作ることはできなくても、機会があったらぜひマトンシチューを食べてみてくださいね

 

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コメント

  1. ken kanazawa より:

    記事が流石、女性の視点ですね。
    ナバホシチューは、日本人でも食べやすいですね。私も好きです!