地球がどんどんきれいになっているみたいですね。原油価格が史上初、マイナス値でお金を払って処分してもらわなければいけないという大変な事態。
生きるとは何かを今みんなが考えていると思います。
投稿するまでもない私の日常をよくインスタのストーリーにあげているのですが、その中で驚かれた数字がありました。
州で二番目に感染者が多くなっている
インディアンキャピタルとも知られているギャラップ。
ギャラップの入るマッキンリー郡の感染者拡大が止まらないよーと書いていますが、その数字を人口と比較してみてびっくり。
今ニューメキシコ州で一番感染者が多いのはアルバカーキの入るBernalillo郡。
人口67万人のバーナリオ郡は感染者566人。(死者24人)
そしていま州第二位に浮上しホットスポットとなっているギャラップの入るMckinley郡。
人口7万人のマッキンリー郡は感染者416人。(死者5人)
感染者数だけで判断できることはないので恐怖を感じることはやめ「気をつける指標」として見ているのですが、人口に対しての感染者増加がすごいです。
ナバホネーションもまだまだ、州のトップニュースで扱われるぐらいに感染拡大が心配されています。
旦那の同僚の家族や、友達のお母さんの再婚者さんなど感染が確認された人もいて私たちの近くにも迫ってきたなぁという実感です。
私たちの日常
さて、それでは皆様に心配をいただく私たちの日常はというと。
とにかく、ギャラップの町に行くのは必要最低限。
(店に行かずに一か月がたち、なんだかもうこの写真すら懐かしいなぁという感じ。)
旦那は生活用水を汲みに行くという理由があるので週に2回ぐらいは行っていますが、「水を汲みに行くのみ」か、「早朝にスーパーに行ってまとめて買い出しをして水を汲みに行く」かという感じ。
私は「旦那がギャラップに行くこの時に店で必要なものがある場合」だけ行くので、週に一回ぐらいだけ店に行くぐらい。
買い物はここ一か月すべて旦那が行っています。
※私たちは一応マスクに手袋、ソーシャルディスタンス確保ですが、マスクと手袋をしていない人もまだ多いです。
スーパーは入場制限があり普段の時間帯だと絶対に列ができているので、朝7時の開店をめがけていくことが多いです。
いつもと違うことは、
〇お肉類は、おひとり様ひと種類1パック限定(牛肉1パック、豚肉1パック、鶏肉1パックといった具合)
〇卵や牛乳、パンは常に少ない
〇お酒はビール12パックまたはワイン一本
〇サニタイザーは相変わらずないけど、お掃除用の除菌スプレーはある時は少しある
〇ペーパー系も少ないけど、全く手に入らないわけではない
といった感じ。(といっても私は一か月スーパーに行っていないので、ダンナ談)
田舎のスーパーはWalmartやAlbertsons、Safewayなどの普通の大手スーパーしかなく、こだわりを持つ人はアルバカーキのトレーダージョーズやホールフーズなどのオーガニックスーパーで買い溜めしていた人も多いようなのですが、今はそんなこと言ってられません。生野菜しか使わなかった人が、保存がきく冷凍食品や缶の野菜を手に取ったりしています。
ギャラップの町のスーパーは朝も行列ができていて町全体での感染者も増えているので、今朝旦那は6時に起き隣町のグランツのWalmartへ行きました。そこでも開店前の7時には3人ほど待っていたようですが、いつもほどの混雑はなかったようです。
子供たちと私は常にSTAYHOME。
学校の課題をやり、合間に仕事をやり、ご飯を食べて外で遊び、Youtubeでそれぞれ興味のある動画を見て新しい遊びやゲームをして、気が向いたらエクササイズをして寝る。
そんな毎日です。
大人はアジャストが必要
ワーキングママのリモートワークは事実上不可能という記事を見て実際に私もそれを痛感していますが、毎日どうしたら集中できる時間が作れるか、どうしたら短い時間で効率を上げられるかをもっと考えるようになりました。6時間かかっていた仕事を夜の3時間で終わらせる必要がある!
やりたいことは山ほどあるのに何も進まない不甲斐なさ。
毎日があっという間に終わり、自分が自分でなくなっていくような気持ち。
これは産休や育休にも通ずるもので、そこで一回味わっているその気持ちがある母親はその分免疫があるから強いんじゃないかとも思ってきました。
緊急事態だから仕事を優先させるのではなく家族との生活を優先させるべきなのに、なかなかうまくいきませんよね。やらなくてもいいんだけど、自分はやりたい気持ちがあって、それをやれないことがストレスでしょうがない。
子供の勉強も自分の仕事も、家族全員でバランスをとって今までの考えは捨てなきゃいけないなと思います。
家事も子育ても仕事も、やらなきゃいけないことに押しつぶされるぐらいだったら、やらないで楽に適当に生活できたほうが明らかにいい!
Withコロナ生活が長引けば長引くほど、「精神衛生を保てるかどうか」という基準で物事を決めていかないといけないと思う今日この頃です。
アメリカ、ニューメキシコ州在住、居住歴10年。ナバホ族の夫とリザベーションで二人の子育てをしながらインディアンジュエリーにかかわる仕事をしています。インスタ、ツイッター、Facebook、Youtubeがありますがインスタが一番身近な感じかと。
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