現金支給が届きました

Native American

最近はテレビをすっかり見なくなりました。

これはかなり精神衛生上いい!!ニュースはアプリで夜チェックしています。(Yahooとかじゃなくてただ事実を伝えるCNNとかNHKの第一ソースがいいと思います)

人を批判しあい責任を追及しあうニュースを見ることがいかに精神負担になっていたか分かりました。

お試しあれ。

今日は満を持して、店にまとめて仕事を取りに行こうと思い久々に車に乗って、マスクと手袋を用意して店の前まで来て、なんと店の鍵を忘れたことに気づきました。。。。

マスクとか手袋とか消毒とかに気を取られていたし、店に毎日行く日常の習慣がなくなるとカギがあるかどうかもチェックしなくなるという自分の適応能力に驚く(笑)

今晩、水を汲みに行くときに旦那に同行しようと思います。

まずは今の現状から行きますね。

ニューメキシコ州とナバホネーション

第一に感染者の数ではないのですが、これしか測る指標がないのでやはり毎晩感染者数はチェックしています。こちらは昨日のニューメキシコ州全体の数。

いつも「街」と言っているギャラップはMckinley郡の中にあり、今このマッキンリー郡はホットスポットに指定されています。

アルバカーキのあるBernalillo郡が一番数は多いのですが、感染者の増加は今マッキンリー郡の方が多くなっています。

 

 

こちらはナバホネーションが出した感染者数のグラフ。

まだまだ油断はできない状況が続いています。

 

現金支給が届いた話

外出規制がかかってからすぐにトランプ大統領が、

「すべての個人に一人1200ドル、子供は一人500ドルの現金支給をします」と発表しました。

その対応の早さと金額に最初はトランプさんやるじゃん!って称賛され、そのおかげで株価の急落をどうにか押しとどめていた、そんな感じでした。

(今はPCRのテストキットは十分にあると散々言いながらもテストを受けられない人が多く、ものすごく批判されています。)

それが「stimulus checks スティミュラスチェック」というもので、2018年以降の国税局へのタックスリポート(確定申告)をしている人は全員受け取れるという条件でした。

↓受け取り方法はこの二つ

国税局からの源泉徴収やタックスリターンを受け取るために銀行口座がすでにリンクされている人は直接入金。

その他の人で条件を満たす人は小切手が郵送される。

 

先週頭から送付され始めたという噂があり、一部の人はその小切手を受け取り始めました。

私たちの口座にも今日直接入金があり、この現金支給を実際に受け取りました!

ニュースだけで見ていて実際に私たちの手元まで届くのはいつになるのかなぁと思っていたのですが、実際にお金を受け取ってみると少し気持ちが楽になる感じの今です。

これからの感染拡大が心配

このスティミュラスチェックを受け取った人々。

〇郵便局には長蛇の列

原始的なシステムを使っている人が多いネイティブアメリカンの人たちは多くの人が郵送で受け取っていますので、今日郵便局に行くと、長蛇の列。

もちろん受付はビニールカーテンみたいなのがしてありますし、中には5人以上は入れないようになっています。

〇銀行にも長蛇の列

銀行では外にも、こちらにお並びくださいのコーンが並んでいました。そのお金で車のローン、車の保険を払う人も多く、こういった会社にはスティミュラスチェックのおかげで人があふれています。

 

〇スーパーにはもっと長蛇の列

もちろん最初にお金を使うのは公共料金と食費。スーパーは連日開店の7時から列ができています。

 

このブログでもよく書きますが、お金を貯めておくこと、先々の計画を立てることがなかなかできない人たちも多いので、このお金を一気に無駄な食料品に使ったりしないことだけを祈ります。

そんな状態なので、私としてはこのスティミュラスチェックのお金を使うことでまたさらに感染拡大が起こりそうだなぁとちょっと心配しています。

逃れられないアルコール問題

ネイティブアメリカンの人たちはStay Homeで何をしてるんでしょうか?

アル中の人も多いとよく書いていますが、それもかなり問題になっています。家にいてただただ酒におぼれてしまう人も多い状況です。

州では「酒屋、バー」は営業を停止させられています。

さらに、スーパーでのお酒の購入は一人当たりビール12本またはワイン一本とする新たな条件ができました。ガソリンスタンドでのアルコール販売も禁止。

となると、アルコール中毒の人たちはどうするのでしょうか?

「仲間たちや家族のみんなで交代に一人ずつスーパーに入り、なるべくたくさん買えるようにする」しかありません。どうがんばってもお酒を手に入れたいですからね。

ギャラップには、通常から街でうろうろしている酔っぱらいさんたちがいっぱいいます。

彼らが道端で寝ていたりしていたら市民の人が通報して、それを管理する団体の人が連れていく、そういうシステムになっています。

この団体、または酔っぱらいさんたちから20人以上がコロナに感染しているそうです。彼らの健康状態は良くないので、生存率も低い。

アルバカーキの感染者の多くは30代なのに対して、マッキンリー郡での感染者の多くは40代、50代。

何を優先して何を今しないほうがいいか、今一度考えなければいけない時だなぁと思います。

 

少しずつ順応し、後ろ向きにならずに、とにかく毎日を生きていけるように頑張りましょう!

 

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