海外で仕事をする上で大変なことって

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今日は除雪車がぜんっぜん来ないなぁ。。。。

(リザベーション内だったらぜんっぜん来ないのは許すけど、町のダウンタウンでさえ、ハイウェイでさえ除雪車いない、ナマケモノの町のギャラップ!

 

さ、今日はビジネスをする上で大変なことのお話。

万国共通、従業員問題

手続きとか、語学とか、生活とか、そういう大変なこともたくさんあるけれど、海外で事業を起こしたり経営したり、働いていくのに大変なこと、すべてはこれだ、と私は思う。

ザ「従業員」問題。

ナマケモノ問題

冒頭でもお伝えした通り、「ナマケモノの多いアメリカ」

いや、でもこれはアメリカに限らないと思う。メキシコでは仕事に「お昼寝タイム」があるのが普通だったし、アフリカ人は、インド人は、、、、。

そう、日本人が勤勉すぎるのだ

でも私はどちらかというと軍人みたいに会社に忠実にまじめな人間だし、そういう頑固頭な考え方だったから、そういうナマケモノは今でも結構許せないんですよ。

 

What did you say!?

 

しかし!どんなにがんばっても彼らにはそんなことは全く伝わりませんので、「態度を見せて改心させる」「根気よく教える」「会社色に染める」は基本不可能です。

 

(日本では圧倒的に「上司」というものはこういう人が多いと思うんだけど、古いかな⁉)

権利問題

色々とシステムが整っていないアメリカ。

公的な機関ですら色々な基準がとてもあいまいで、何よりも「”懐に入っちゃえばもうこっちのもの”が私の標語!!」みたいな人たちが多いです。

会社を自分の都合のいいように利用してくるし、色々な言い訳をしてこちらが悪いようにされることもあります。

色々なところで「自分の権利をとてもとても大きく主張」します。

 

先日、子供たちを病院に連れて行った時の話。

おばちゃんとその娘(20歳ぐらい)が緊急外来の受付で開口一番、

今日のドクター誰⁉(かなり怒り気味)

えーっと、、、、、、たしか・・・

誰なの⁉わからないの⁉

ドクター○○です。

そのドクターが大丈夫って2日前の診察で言ったけど、まだ痛いのよ!そのドクターじゃなくて他のドクターに見てほしいの!

 

受付の人、超困惑。。。そこでそのドクター現る。

あなたが大丈夫って言ったけど、まだ同じように痛いのよ!ぷんすか!

そうですか、緊急外来ですから待ち時間は長いですけどちゃんともう一度診察しますから待って下さい。

その後も、結構もちゃもちゃしていた。

私(ドクターも受付の人も終始冷静なことに、感激しっぱなし。

全くあのドクターいやになっちゃうわ。(席に着きながら大声で嫌味。)

 

そう、こういう日常。こんなの、ぜんっぜん普通のこと。

日本でいう「クレーマー」とか「メンヘラ」とか「モンスターなんちゃら」っていう人にあたると思われる人たち、多々!

 

だから訴訟問題も多々、だまされたりすることも多々。

どんなに気を付けていても、やはりこちらは「失敗から学ぶ」しか方法がありません。

どこにいっても人間関係。

日本は人間関係がいろいろ大変だけど、海外は楽でいいよね。だからアメリカに住みたい。っていう人が結構います。

たしかに日本はいろいろ決まりごとがあって、それに従っていないと変人扱いされちゃうことがあるし、グループとか組織の中での個人の位置というのはアメリカの方が楽かなぁとは思う。

しかし!どこにいっても最終的には人間関係問題に突き当たります。

特にアメリカへの憧れが強ければ強いほど、その仕事やその国にいいイメージがあればあるほど、そこで匙を投げてしまって嫌いになっていく人が多い。

(私はそういう意味で最初に全くもって何にも先入観がなかったから、まだここに居るんだと思う。)

国の問題じゃなく、文化の問題じゃなく、結局は個人間の問題

信用と前進あるのみ

私は今とてもとても素晴らしい人たちに恵まれて、信用できる人に色々と任せることができるようになったけれど、それもいつまで続くか分からないし、この先もたくさんの失敗をしていくことでしょう。

でも、裏切る人もネイティブアメリカンであれば、助けてくれる人もネイティブアメリカン。

日本人に騙されて、日本人に助けられることもある。

 

それなりに人を信じないと頭がおかしくなっちゃいそうだし、まず第一に「○○人は○○だから嫌」っていう偏見を持っている人と付き合いたいとは思わないから、私もそれなりにバランスをとって人を信用していかなければいけない。

「裏切られても批判されても、それをバネにして笑いにして前に進む気力」

私はすぐへこんで逃げたくなるし、まだまだ成長の途中。

よく言えば「ネイティブアメリカンとの文化の違い」、悪く言えば「ネイティブアメリカンのダメダメっぷり」を笑えるぐらいの器の大きさになりたいです。

そしたらきっと私は自由だ!

「ネイティブアメリカンはいろいろルーズだから嫌」の解消にはこれを読んでくださいね。

 

お金というもの
先日のリザベーションとは何か⁉の記事で、なんとなく、「へぇ~そうなんだぁ」と思っていただけたら、それを踏まえてネイティブアメリカンにとってのお金というものについて考えてみました。(ちょっと重い記事が続いてすいません。それにしてもパンのレシピ...

 

コメント

  1. Romy より:

    うん、うん、うん。って何度も頷いちゃった!お互い山あり谷ありの人間関係を乗り越えて来たんだね〜。これからも、ゆるーく頑張ろうね!