ナバホ族の創世神話 第二の世界

Native American
ナバホ族の創世神話 第一の世界
さて、ずっと書きたかったナバホ族の創世神話をやっと書ける時が来ました。 ギリシャ神話、キリスト教の聖書、古事記、といった類と同じような分類で、ナバホ族の神話というものがあり、それは文字や本ではなく、言葉だけで伝えられてきました。 は...

第一世界は暗黒の、虫の世界でした。

第二の世界へ

第一の世界で争いが続いたため、ファーストマン、ファーストウーマン、そしてコヨーテ(ファースト・アングリー)はこの闇の世界から第二の世界へと昇っていきます。その後彼らはエアースピリットの人々と呼ばれます。

第二の世界は、青の世界。ブルーワールドと呼ばれています。

多くの生き物がブルーワールドに住んでいました。

ブルーバード(鳥)、ブルーホーク(鷹)、ブルージェイ(カケス)、ブルーヘロン(鷺)そしてすべての青い毛皮の生き物がいました。大きな虫もそこに住んでいました。

オオカミは東の白い家に住み、山猫は南の青い家に住んでいました。

キツネは西の黄色い家に住み、マウンテンライオンは北の黒い家に住んでいました。

 

力の強いなツバメの人々もそこに住んでおり、広い青い平原に点在する青い家に住んでいました。

家は円錐形で、上部に向かって先細りになっています。ツバメの人々は、エアースピリットの人々に、「あなたたちを歓迎します」と言いました。

その後、ツバメの人々とエアスピリットの人々は23日間、全員が調和して住んでいました。

しかし24日目の夜に、エアスピリットの人々の1人がツバメの人々のチーフの妻に近づき、彼女と一緒に寝ようと試みました。

翌朝、前夜の出来事を発見した後、ツバメのチーフであるタシュチョジイは、エアースピリットの人々、(新参者たち)に「あなたたちは去らなければならない」と告げました。

彼は「とにかく、ここは悪い土地だ。私たち全員にとって十分な食物がありません。人々は毎日空腹でここで死にかけています。たとえ私があなたたちを許可したとしても、ここに長く住むことはできないだろう。」と言います。

バランスと調和が崩れ、そこには戦いと殺害がありました。

ブルーワールドの動物は互いに戦争をはじめました。ファーストマンはこれを知り、いくつかの人々を殺しました。そのために、ファーストマンは特定の歌と祈りをさずかりました。

彼は祈りをささげ、歌を歌いました。すると、動物は再び生き返りました。

コヨーテはいたるところを旅しました。彼は4方向すべてに行きました。その旅で、彼は「そこに存在すること」が幸せではないことを感じ、ブルーワールドを去りたいと思いました。

ファーストマンはこれを聞き、人々が去ることを助けるために祈ります。

神聖なタバコを吸い、彼は4方向に煙を吹きました。

これは昆虫の気分は良くしましたが、他の人々はまだ去りたがっていました。

ファーストマンは彼らを助けようと多くのことを試みましたが、彼らが去る方法を見つけることができませんでした。

最後に、ファーストマンはジェットと呼ばれる黒い石を見つけました。彼はジェットで杖を作りました。彼は他にも3つの杖を作りました。

1つはターコイズで、1つはアワビ(メキシコ貝)で、1つは貝でできていましたそれからファーストマンはその杖に4つの足跡を刻みました。

祈りの存在は杖に登り杖は南の方角にある開口部を通しました。

彼らが第二の世界から去る前に、彼らは捧げ物をしました。

これは彼らが去るのを助けてくれた聖人たちに感謝する彼らの方法でした。今日でも、人々はこのような捧げものを神様にしています。

こうして最初の4人はこの世界を乗り越え、ブルーワールドの開口部から人々を第三の世界に導きました。

 

 

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