ナバホ族の創世神話 第三の世界

Native American
ナバホ族の創世神話 第一の世界
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ナバホ族の創世神話 第二の世界
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第三の黄色の世界

ブルーバードはエアスピリットピープルに加わり、第三の世界または黄色の世界(イエローワールド)に到達しました。ブルーバートの後、最初の4人と他のすべての人が来ました。

 

偉大な女性の川がこの土地を北から南に横切っていました。

イエローワールドには6つの山がありました。

東にはシスナアジーニ(ブランコピーク)、ホワイトシェルマウンテンがありました。

南にはマウントテイラー、またはターコイズマウンテンがありました。

西には、アワビ貝の山であるSan Francisco Peaksがあり、

北には、ビッグシープ(羊)マウンテンのMt. Hesperusがありました。

ナバホ族はディネ!?四つの神聖な山とは
急にブログの更新スピードが上がったな、どうした!?って言われましたが、やっぱりなんだかあまりにも情報が少なくて、全然知ってもらえていない現状に焦りを毎日感じているからです。 夜な夜なWiFi環境の悪いリザベーションから発信しています。...

 

黄色い世界の中心には、バンデッドロックマウンテンがありました。そしてその近く、中心部の東には、グレートスプルースマウンテンがありました。

聖人は山に住んでいました。彼らは不滅であり、虹と太陽の光の道をたどって旅することができました。

1つは白い、Talking Godでした。

1つは青い、Water Sprinklerでした。

1つは黄色い、House Godでした。彼の体は黄色でした。

1つは黒い、火の神であるBlack Godでした。

彼らの向こう側には、ターコイズボーイが住んでいました。ターコイズボーイは男性でも女性でもなかったけれど、男性を守っていました。

そして、西のアワビ貝の山には、白い貝殻の少女(ホワイトシェルガール)が住んでいました。彼女は女性を守っていました。

秋の季節に、4人の聖人はファーストマンとファーストウーマンを呼びましたが、彼らはお互いに話しをませんでした。聖人は彼らを4日連続で会わせ、 4日目にBlack Godは「あなたは自分自身を浄化しなければなりません。私たちは12日後に戻ります」と言いました。

ファーストマンとファーストウーマンは入念に入浴し、コーンミール(トウモロコシの花粉)で体を乾かしました。

12日目に、4人の聖人が戻ってきました。

ウォータースプリンクラーとブラックゴッドは、聖なるバックスキン(鹿革)を運んできました。トーキングゴッドは、2つの完璧に実ったトウモロコシの穂を持ち、その先は完全に穀粒で覆われていました。

トウモロコシの片方は白で、男性のトウモロコシはファーストマンのものでした。

もう一方は黄色で、女性のトウモロコシはファーストウーマンのものでした。

神は西に面した地面にバックスキンを1つ置き、その上に2本のトウモロコシの穂を先端を東に向けて置きました。白いトウモロコシの下に白いワシの羽をつけました。黄色いトウモロコシの下に、黄色いワシの羽をつけました。彼らは風が入るように遠くに立つように人々に言いました。

白い風がバックスキンの間を吹き、風が吹きながら各聖人がその周りを4回歩き、羽が動いているのが見えました。このようにして、彼らは霊力者からファーストマンとファーストウーマンを大きな力で人間に変えました。聖なる人々は、「夫と妻としてここに住む」と言いました。

4日間の終わりに、ファーストウーマンは双子を産みました。彼らは男性でも女性でもありませんでした。

その4日後、さらに2人の双子のセットが生まれました。1人の男性と1人の女性です。

20日後、合計5組の双子が生まれました。その半分は男性で、半分は女性です。ほとんどすぐに彼らは成長しました。聖人はそれぞれの双子の組を家に連れて行き、マスクを着用して祈る方法を彼らに教え、それから両親に返しました。

8つの冬が過ぎ、その間に多くの人々が生まれました。

それからある日、コヨーテがウォーターモンスターの赤ちゃんを連れて行きました。

ウォーターモンスターは非常に怒っていました。彼はとても怒っていたので、雨を降らせることにしました。雨が降り続き水はどんどん高くなり、その後、水があふれ始めました。

生き物は洪水から逃れるためにどこに行くべきかを知りませんでした。ファーストマンは彼らを助けようとしました。彼はブランコピークに来るように言ったけれど、水は上昇し続けました。それは山よりも高く上がりました。

ファーストマンは杉の木を植えました。しかし杉の木は水よりも高くならず、次に松の木を植えました。松の木も次に植えたオスの葦もまだ短すぎました。最後に、ファーストマンはメスの葦を植えました。この葦は空に成長しました。

生き物はこの葦に登りました。彼らが頂点に達したとき、彼らは別の世界を見つけました。

これが第四の世界でした。

これは、今日すべての生き物が住んでいる場所です。

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