最近、「物販の市場は厳しい」とよく聞きます。
そこには「金銭的な余裕がない」という理由もあると思いますが、それプラス、「ミニマリストとか無駄を省くとかの生き方が称賛されている」感じがします。
ミニマリストからしたら、宝飾品や雑貨なんか、一番にはじかれてしまうもの。
「宝飾品は一切しません」とか、「5セットしか服を持っていません」とか普通に言える人たちが多くて、私もそうなれるのかなと思って実験してみた話。
私はもともとジュエリーよりも超雑貨フリーク。見たことのないキリンの置物とか、ヘンなお皿とかが家にめちゃくちゃたくさんあって、モノがたくさんありすぎるから片付かない・・・と思って一念発起し、流行のコンマリ断捨離をしたんです。
それで色々、哲学的に考えてしまった。
結局のところ無駄
先日のフリマの話。
フリマとか、ヤードセールとか、めちゃくちゃテンション上がりますよね。これはきっと女性に多いと思うのだけど、「掘り出し物」を探すのってめちゃくちゃ楽しい。
だからヘンで無駄なものが溜まっていくんだけど、、、。
そんな私が断捨離していて、訳が分からなくなってきたんです。
「ときめく、ときめかない」「使う、使わない」「売れる、売れない」「いる、いらない」
どれもときめくような気がするし、どれも使うような気がするし、どれもいるような気がする(笑)
仕分けをしていると、どれも無駄なような気がしてくる!
写真に残してデジタル化しておさらばできるものとそうじゃないもので分けたら、結局結構のものが残されました(笑)
「この世からあの世に行く時にネイティブアメリカンの人々はジュエリーを着けて、新品の服を着させてあげる。でも自分はブランケット一枚で古い履き古したジーンズとブーツとシャツでいい。」
そんなことを言う夫も、かなり無駄にお金を使うタイプ。
ヤードセールで買った古いランプシェードなどなどが「いつか使うから」と物置にたくさんある(笑)
「本当は100ドルだったのに20ドルで買えた!」という喜び
「あの人にもらって心底うれしかった」という想い出
「東京まで行って見つけたおもちゃ」というときめき
買ったモノの価値がどれだけかというそれ以上に価値があるのがこの気持ち。
自分だけの「感覚」で生きる
雑貨は断捨離があまりできなかったんですが、洋服はかなり断捨離しました。
気に入ったものを数着だけ着まわす!と思って、ベーシックなものとお気に入りの物だけ残しました。
その気持ちをしばらく保ったまま友達と買い物に行ったんだけど、やっぱり洋服を選ぶのって楽しいからやーめた!って思って買っちゃって、またクローゼットに服が増えました。。。
そこで、ミニマリストって楽しくないって思った(笑)
かわいい、カッコいいと思ったものを買うのって最高に楽しいですよね。
それなのにしばらく必要か不必要かだけ考えて物事を選択していたら、自分の感性がどんどん失われているような感じがしました。
それを考えていたらミニマリストっぽい人でも、
有名画家の絵を高額で買ったり、ワインには糸目をつけずお金を使ったり、旅行には大金を使ったりする。
「自分が好きなもの」には正直に、「モノ+気持ちを買う」と思って、買い物で自分だけの五感を刺激しながら自分の感覚を磨けたら最高。
お金は回すためのもの
デジタル化が進んで、実物の物体という意味でのモノを持つことの意味がすごく変わってきているなと思います。
テレビはいらない、クローゼットもいらない、家もいらない。。。
絵とか、ジュエリーとか、洋服とか結局のところほとんどのものが無益で無駄なものが多いし、「死んだら何も残らない」とか考えると、本当にお金を含めてすべてのものが無駄。
若い人はモノではなくて経験にお金を使うというけれど、結局お店での会話なんて経験がすべてだから、お店で物を買うことだって経験を買うのと同じことだなと思います。
たくさんの経験値を持っている「モノを売っている身近な人」との会話にお金を払う。
顔見知りの人の所で話しながら雑貨を買う
対応がいいおばちゃんがいるスーパーで物を買う
物販の商売をしているからこそ、モノを買うということはただお金を払うということ以上の価値にお金を払っているということ毎日思います。自分の感覚覚醒への投資(笑)
アメリカでは「お金を回す」という感覚がすごく高い。だからものすごい消費社会。
そして「毎日を生きのびる」精神のネイティブアメリカンの人々は言うまでもなく、毎日使えるだけのお金を使いながら生きている。
だから私はこれからも無駄なものを買い続けて自分だけの世界を貫きます(笑)


アメリカ、ニューメキシコ州在住、居住歴10年。ナバホ族の夫とリザベーションで二人の子育てをしながらインディアンジュエリーにかかわる仕事をしています。インスタ、ツイッター、Facebook、Youtubeがありますがインスタが一番身近な感じかと。
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