アメリカにいる私の身を心配してくれる皆様、ありがとうございます。
先は分かりませんが(笑)ここギャラップは相変わらず平和でコロナとの戦いの毎日です。日本も大変、お店の方も大変だと思います。今こそ大好きなお店や店員さん、なくなってほしくない場所にお金を使うべき時。
実は去年、クリスマスプレゼントはほとんどギャラップのローカル店で買いました。こんなこと今までしたことなかったけど(笑)自分が少しでも誰かの助けになっているかもしれないと思うだけで自己満足。バレンタインにはいつもデパートで買っているチョコをお気に入りの店のジュエリーにしてみたり?
ジュエリー予想2021
さて、今年もジュエリー予想してみますね。
最近はメンズのシルバージュエリーは定番化してきたので、一段上のズニが来るのではないかと。
今年は色味的には派手なものが流行るそうなので、定番シンプルから一つ脱したズニのインレイものをチョイスしました。
服はシンプルでもジュエリーに色味を取り入れるという試みもありかと思います。
次に伝統的な祈りが込められているという意味で、サントドミンゴのヒシネックレスを選びました。
こちらはジャックラスという形。
儀式には絶対に欠かせないジュエリーで、要するにネクタイ替わりに使われます。とにかくいろいろと意味が込められているのと、今本当に手に入れることができないジュエリーの一つでもあります。
ジャックラスはコアすぎるかもしれませんが、メンズにもレディースにも合わせやすいサントドミンゴ族のヒシネックレスは画面映えもするし、華や高級感も出ます。
クラスターものは引き続き春夏は人気だと思います。私は冬も、首周りのスカーフなどにブローチとしてつけるのが好き。
クラスターはやはり女性寄りになってしまうけど、帽子やバックにちっちゃいクラスターのピンとか着けているメンズはたまらなくおしゃれだと思います!
メンズでごつめというイメージを少しずつ払拭しつつあるインディアンジュエリー。
「ハンドメイドのアーティストもの」というイメージだと、アーティストによってスタイルや値段帯が幅広いというイメージが定着されるかなと個人的には思っています。
伝統工芸からコレクターものへというのが2000年代、ファッションへ浸透したのが2010年代、手作りや歴史的意味が注目されている2020年代、日本でのインディアンジュエリーの捉えられ方は変わらないようで何となく移り変わっている気がします。
パンデミックになり、今まで「他の人に見せる」ためだったジュエリーが「自分の気持ちを上げる」ために変わってきました。
ただバングル一本、ただピアス一つで、こんなに自分の気分が変わる。
このジュエリーを着けるだけで自分の気持ちが上がるという驚異的な威力、多分皆さんも感じたことがあると思います。
私はジュエリーを「愛でる」というフレーズをよく使うのですが、時にはジュエリーに感謝したくなるようなモチベーションを与えてくれます。
背景がある祈りのこもったジュエリー。
世知辛い世の中ですがお互い支え合いながら、ジュエリーに支えられながら頑張りましょうね。
私も辛くなったらこのブログやPodcastに吐き出します(笑)
アメリカ、ニューメキシコ州在住、居住歴10年。ナバホ族の夫とリザベーションで二人の子育てをしながらインディアンジュエリーにかかわる仕事をしています。インスタ、ツイッター、Facebook、Youtubeがありますがインスタが一番身近な感じかと。
ABOUT MEのページからSNSのフォロー、他ウェブサイト、お問い合わせなどができます。
コメント