ブログ復活!アメリカの現状の話

Native American

お久しぶりです!このサイトにエラーメッセージがでて、二週間ほど表示されなくなっていました。
治すのにコーディングのアプリを入れたりしてかなり試行錯誤。テーマのアップデートが原因みたいですがイマイチわからず、とにかく無事に書き換えて治すことができて安心しています。

やっぱり自分で作ったサイトはこういう事があるから大変ですねーと言っても今回が初めてなので、勉強できたと思うことにします。
ご心配をおかけしました!

さてすべては自分の匙加減ですがPodcastの更新があまりに楽すぎて思いっきり流されています。でもやはり雑談ばかりのPodcastだけでは表現できないこともたくさんありますね。
過去の記事に盛りだくさん書いていますので毎月毎月コンスタントに読んでいただいているのですが、新しい記事を全然書いていなくてこのままではお知らせブログのみになりそうなので、
それは避けたいと思い気を奮い立たせてます。

というわけで、毎日毎日刻々と変化しているアメリカの今の現状をまとめてみようと思います。

●インフレが止まらない

 

アメリカのニュースを見ている方、そして日本でも値上げなどが少しずつありインフレインフレと言ってますけど、アメリカのこのインフレ率はなんと40年ぶりだそうです。

生活していて痛感するようになってきたアメリカのインフレ。

一番価格が高いと感じるのは、ガソリン代。
私が乗っているRAV4(私はTOYOTA派、ダンナはFORD派)は多分2年前は30ドルで満タンにできましたが、昨日給油したら50ドルを超えました。
毎日毎日価格が上がっていて、前年比は40%増だそうです。

ガソリンだけじゃなく、基本的にはすべてのものが少しずつ値上がりしています。

ガリガリ君が2年間議論の末10円値上げするのが大きなニュースになったらしいですが、アメリカにおいてはどんな定番のお菓子でさえ10円の値上げなんてニュースにすらならないし、大手100円ショップだったダラーストア(すべての商品が$1の店)は商品がすべて$1.25になっています。(約130円ぐらい。)

ガソリン代の次に顕著なのが、ガス代。
うちでは暖房と調理にプロパンガスを使用していますが、1か月で$130ぐらいだった冬のプロパン代が今$200前後払っています。

データを見ると、ガソリン代の次に高くなったのが中古車。新車が値上げしていて手が出ないので、中古車を探す人が爆増。中古車は高いうえ、今までのように簡単には見つけることができないという車大国の悲しいサガが映し出されています。

もちろん、ホテル代、飛行機代も軒並み値上げ。

他、食品全般、外食のレストランは全般メニューを大体20%ぐらい値上げしている体感です。

昨日食品を買いに行き、なんとなく80ドルぐらいかなと思ってしたいつもの買い物が120ドル。
それでも外食をしているよりは安いかと思うのですが、アメリカはいつでも肉が安いという常識がもう常識ではなくなり、今までは$30ぐらいで買えていた塊の牛肉が$40を超え、もうそれはそれは金銭感覚が崩壊しています。

●コロナはもうどこかに行っちゃった感じ

 

こちらアメリカでは全米でマスク義務化がなくなり、比較的マスク使用率の高かったここニューメキシコ州でも、ファーストフード店の店員さんたちもマスクを外したりしています。

実際私たちは仕事時はお客さんの様子によって、着けたりつけなかったりするようになりました。

これを聞いてどうでしょうか?日本はマスク率100%と聞くので信じられないと思いますが、体感としては都会ではマスクをしている人15%って感じです。

本当にコロナそのものがどっかにいっちゃった感じでもう過去のものになりつつあります。
人数制限や入店時の消毒もほとんどする人はいない、本当に通常営業。

新規感染者数を報道していたトップニュースは、3か月ぐらい前から一切見なくなりました。なので、新規感染者がどのぐらいいるかはわざわざ検索しないと分かりません。

でも以前と違うのは、営業時間の短縮は結構そのままの店が多いということ。

●まだまだどこも人不足

今はアリゾナのハンバーガー屋さんで、時給$19という広告を出したりしています。(時給約2000円。)

日本から出稼ぎに来てもよさそうな今のアメリカ。
これはインフレとも重なっていますがコロナ期間働きに出る人が少なくなったので、急速に回復する経済と職場復帰する人の数が全然追いついていません。
この2年間で、働かなくても生きていけると気づいた人や、働かないナマケモノになってしまった人や、自分が必要な時だけ働くニート的な人がものすごく増えました。失業率は高くないけれど、退職率がとても高く働き出してもしてもすぐ辞めちゃう人が多いと聞きます。

道で物乞いをしていたら意外と生きて行けると思ってしまった人、窃盗をして生きていく人、都会から田舎に引っ越し稼がなくてもよくなった人、などなどもめちゃくちゃ増えたと思います。
治安はあまりいいとは言えず、アルコール依存症の人、ホームレスの人も目に見えて増えました。

コロナ禍もずっと働いていた人はそのまま残っているという感じですが、とにかくお金と言う価値観が変わった人がとてもとても多いということがこれで分かるような気がします。
自分が汗水働いて稼ぐものとお金はイコールだったけど、そうじゃない人が増えたんでしょうね。

その間に、たくさんのものが機械に置き換わってきています。

スーパーのセルフレジやタッチパネルの増えたこと!

このリザベーション近くのスーパーでも、ほとんどがセルフレジを導入しています。

 

●まとめ

上記で書いたことは、アメリカ全土でもあり、ここニューメキシコ州の田舎でも感じることです。ジュエリーの作り手は戻ってきてるとはいえ、インフレの中価格を上げられないジュエリーを売ることへのジレンマ、そしてさらに日本とのビジネスでは円安が進みすぎていてもう本当に大変。

2022年に入って、アメリカと日本の溝みたいなものをとても顕著に感じます。

グローバル化でアメリカと日本って山あり谷ありあっても何となく1ドル110円前後を基準に考えられていたと思いますが、円安が進んで、さらに日本国内の物価やお給料はまだ上がる見込みがあまりなさそう。それに代わってアメリカは物価も賃金もどんどん上がっていって恐ろしいぐらいです。

銀価格、金価格はそこまで暴騰していないのが救いですが、これもどうなることやら。

円とドルの対比も含め、インディアンジュエリーがさらに高くなっていくのはもう間違いありません。というか、すでに日本のインディアンジュエリーの価格はアメリカの平均価格と同じかそれよりも安いぐらいになりつつあります。

ロシアのウクライナ侵攻は人によって感じ方も違うと思うのですが、私が周りの人の意見を聞いた感じでは、特にネイティブアメリカンの人々にとってはまだまだ他国の出来事という感じ。クレイジーだとはみんな言ってますが、だからこうなるだろうとか、自分はこうするとかそこまでは至っていない状況です。

久しくブログを書いていない間に、とても書きたいことがたくさんあることに気づきました(笑)

 

まだリンクができていませんが、セミナーの開催も決定しています。

4月2日土曜日の朝です。

お申込みのリンクができ次第、すぐ更新しますのでしばしお待ちを!!

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