ネイティブアメリカンの探し方

Indian Jewelry

ネイティブアメリカンにつながりたい人はどうするか

日本にいたら想像を絶する土地の広さがあるアメリカ。

その中で、ネイティブアメリカンの○○さんに会ってみたいと思った時どうしたらいいでしょうか?

まず第一の手段、SNSで探す。

誰でもが誰とでも繋がれるSNS、ネイティブアメリカンの人たちも持っている人がたくさんいます。

フォローしてみたら、たとえ英語が分からなくてもネイティブアメリカンの人々の毎日が少し身近に感じられると思うのでぜひおすすめします。

人柄や性格がちゃんと出るSNSは、インディアンジュエリーの世界において「未知の世界だったインディアンの世界」と「いち個人」とを直接つないで身近にしてくれています。

 

でもお金が発生するような関係になる前にこの記事を是非読んでおいてくださいね。

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が。まだまだSNSへの抵抗もあるネイティブアメリカンの人々。

文化的な背景は過去記事で何回か触れています。

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SNSという存在に踏み込まず、アナログの世界で、「自分の手で物を作り、自分の足で売りに行き、電話をしてお客さんとコンタクトをとる」というビジネスをしている人がゴマンといます。

 

第二の手段、人に聞く。

SNSに存在しない人になると、とたんに敷居がぐんと高くなります。実際に行かなければいけない。

これがバイヤーさんが長年努力して、自分の足で稼いできた魂の結晶。

彼らが住んでいるであろうエリアのお店などで、「ねぇこの人知ってる?」って聞いてどこに住んでいるかを聞く。

警察の張り込み並みです。あの手この手で探して会いに行く。

 

リザベーション内の、写真みたいにこんな辺鄙な「完全に現代社会とつながってなさそうな場所」でもケータイ電話というのは大体の地域がつながります。

(※エリアやサービス会社によっては一切つながらないところもあってWifiの場合はご存じの通り、接続頻度にムラがあります。)

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「住所教えて?」って言うと、ほとんどの人が「POBOX何番」って答えます。

POBOXは日本でいえば私書箱。土地の広いリザベーションの中まではポストに配達というのはしてくれないので、一番近くの郵便局に私書箱を借りて、そこが「住所」ということになります。

なので、POBOX何番って教えられてググっていってみたら郵便局でした。

っていうのは完全な初歩ミス。気を付けてくださいね。

 

じゃあ現住所教えてもらったときはいけるかというと、それもそうではありません。

道があるようでないリザベーション。

ググってピンをつけても、そこまでの音声案内ができない。

まずその住所自体が出てこない。

ということが多々。

それは都会から近い場所でも同じです。

リザベーションの中に入ると、急にコンクリートではなく、砂のダートロードといわれる道になることが多い。

 

家に行くときは道を聞きますよね。

例えば、スティーブアルビソの家に行きたいとき。

高速の○○番で出る→橋を渡って右→白い教会を左→ずっと道なりで三差路を右→大きくカーブするところの大きな木があるところで曲がる。

このアナログ感。。。真剣に、これがうちへの説明です。

 

 

それよりも難しい人は何の目印もない人。

ダートロードに入って、1番目の丘を左→大きな木があるところを右→ピンクの屋根の家

 

この説明で場所にたどり着けるわけがないです。。。。

でも、そんなリザベーションの中まで入っていくレンタカーとかはすぐ住民が察知します。

「あの車一体誰の?うろうろしてるけど。」って家の中から顔を出してくれた人に救われ、○○さんのところってどこ?って聞く、そんな感じです。

 

グーグルマップを使うようになって、皆さん「道に迷う」ってことないですよね??

それがリザベーションでは、一体どこにいるかよくわからない人たちに迷いながら到達するのが日常風景。

こんなアナログで非効率な方法で、毎回バイヤーさんたちは汗水流して買い付けをしています。

まずグーグルマップでは検索できないことを知っているネイティブアメリカンの人々は、グーグルより賢いような気がしますね。

 

というわけで結論、バイヤーさんというのはすごい。

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