データで見るコロナ現状

Native American

こんにちは。変な自伝の途中ですが、最近コロナ事情を書いていなかったので、現状報告です。

こちらが今のアメリカ全体の感染者の数を表した図です。

アメリカはまだ感染は続いているものの山は越えたという見方をする人が多いです。でも今日でコロナで亡くなった方の総数が10万人を超えてしまったそうです。

 

 

 

確かに新規感染数の山は越えた感じがしますね。

 

ニューメキシコ州の現状

田舎は都会の余波が遅くに流れてくるので、ニュースで見るほど収まったという感じはしないのですが、全米のムードとして経済再開ムードなので、人々の気持ちもそういう方向に流れている気がします。

 

新規感染者の山は下がってはいないものの、だんだん平らになってきました。

 

こちらが今日の報告数。マッキンリー郡はやはりまだ数は多いですが、グラフを見てみると新規感染者の山は平らになってきています。

 

一方ナバホネーションの感染はこちら。

 

まだ感染は拡大しています。

ナバホネーションの緊急事態宣言はすでに6月7日まで延長されています。

このように地域によって格差が出始めているので、どこでどう対応するかの見極めがかなり難しくなってきています。

週末はまだ門限ありで外出禁止でしたが、月曜が祝日だったので気分転換にコロラドの方へドライブに行ってきました。車で2時間ちょっと走ると、そこはまるでコロナなんて存在しないかのような普通の日常。それだけで気分もかなり変わりました。そのあとギャラップに戻ってパンデミックを実感し、こんな距離でもコロナの広がり方によって全く違うことを目の当たりにしました。

 

 

生活の方はというと、

ニューメキシコではまだ必要不可欠なビジネス以外は基本ステイホームなのですが、全米のビジネス再開風を受けて、ドライブスルー形式またはアポイント制で少しずつ店が開き始めています。

といってもマスクが義務化されているのでマスク着用は必須で、ほとんどの店が店内に入ることはできません。電話オーダーの受け取りと言う形でのビジネスオープン。

ジムやショッピングモールはまだ休館中。

レストランは今日から外のパティオだけ、2メートル離れていれば人を入れていいことになっています。店内飲食はまだできません。

店内のビジネスは、まだ州の許可が下りるのを待っていて、おそらく6月第二週ぐらいまでには何かしらの規定がありながらも少しずつ再開されるのではないかという雰囲気。

ステイホームが基本だけど、自己責任で考えて工夫して生活する、ついにWithコロナの生活の幕開けっていう感じです。

ビジネスオーナーの人たちは、従業員の確保と在庫の再確保、消毒やソーシャルディスタンスを確保できる安全な店づくりに追われています。うちも先週からたくさんの消毒と手袋などを手配していて、明日からドライブスルーで対応できる材料店の方だけは電話対応を始めます。

 

再開における問題

働かなくても多額の失業保険をもらっていた人の多くは、多分できるだけ長くその状態でいたいだろうし、安全が保障されているわけでもないので仕事に戻りたくない人も多いと思います。ビジネス再開のOKが出たとして、従業員を確保できるか、それが今すべてのビジネスオーナーが抱える問題です。

学校がなく夏休みに子供を預けるプログラムもすべてキャンセルされているので、お母さんは仕事に復帰できない人も多いと思います。

経費をかけて安全をできるだけ確保して再開しても20%ぐらいの稼働率しかないとしたら、再開する意味はあるのかどうか、まだまだ先が見えないWithコロナのビジネスが続きます。

新しい世界

家で楽しみを見つけて、できるだけ人と接することを避け、旅をせず、移動を抑える。

これは2021年まで続くのだろうし、個人的には黙々と作業を続けてきたその成果がようやく実になりそうなので、楽しみでもあります。

膨大な量のデータとコツコツと戦い、それがあと二週間もすればきれいに片付きそうなのでそれに向けて毎日せっせと仕事をしています。どんどん仕事が片付いていくのは個人的には最高の快感なので、できればずっとその作業をしていていたいぐらい。

これからのWithコロナの新しい世界がどうなっていくか、今までと同じところに戻らずに新しいステップに進めた人がさらに進んでいくんだろうと思います。

 

 

 

コメント