昨日はWiFiが完全に死亡で、一日投稿が飛んでしまいました!
さて、明日はアメリカの家族連れには欠かせないイベント、イースター祭!
イースターとは
今日はこの映画を目を細めながら見ています。やっぱりこの映画は何回見ても目を伏せてしまう衝撃があります。
イースター祭は、イエスキリストが、十字架にかけられた三日後に復活したというその日を祝う祭り。「キリスト教において最も重要な祭」
キリスト教、カトリックともに教会ではすでにいろいろなイベントやミサが行われており、日曜日にはほとんどの教会でお祈りとともにイベントが行われます。
キリストの復活を祝う、お祝いの場。
教会に行くときは、春色のドレスやお祝いの服を着て、そのための女の子のドレスは「イースタードレス」と呼ばれます。
ニューメキシコ州チマヨの奇跡の砂の教会
メキシコ人の知り合いは金曜から、「十字架を運ぶ」十字行というのに参加しています。
毎年ローカルニュースに必ず映るこの行列。
pilgrimage to the Santuario de Chimayo と呼ばれます。
この教会は、サンタフェ方面に行く機会があったら是非寄ってほしい場所。
以下リンクより引用です。
「200年前に、チヨマの村のはずれの何もない場所で、砂に埋もれたキリスト受難の十字架を修道士ドン・ベルナルド・アベイタが発見。
村の教会に安置を依頼するが、キリスト受難の十字架は発見された所に戻ってしまうので、その場所に教会が建てられました。その教会が、サントワリオ・デ・チマヨ教会です。
教会の礼拝堂の横にある小部屋の地面に、砂をすくえる場所があります。
この砂を体の悪い個所に塗ると治癒してしまうと云われていて、年間約30万人の人々がこの教会を訪れます。これだけ多くの人々が参拝しても小部屋の砂は尽きることがないので、湧き出ていると言われています。
教会の中には、必要無くなった松葉杖や靴がたくさん収められています。」
本当に本当に小さい教会なのですが、なんていうか、セドナに行っても波動を感じられない私でも、言葉では表せない、すごい人々のスピリットが集まっているなという感じがしました。
その砂は友人にもいただいたのでその時は持ち帰らず、大切にとってあります。
砂は、たくさん、自由に持ち帰ることができて、その砂で治った人たちの魂というか、喜びというか、そういうものが詰まっているような、とてもとても神秘的な教会です。
ここに、この週末だけで1000人以上の人たちが集まります。
キリスト教でもカトリックでも、この時期が毎年の頂点である聖なる三日間と位置付けられて、キリストが復活したとされる日のお祝い度がどれだけ高いかがわかります。
実はもっとイベント的な感じ
そんな宗教的背景がとても強いイースターですが、宗教に関係なく「家族のイベント」としていろいろな催しものが行われている、というのが私の個人的意見。
祭りやイベントの好きなアメリカ人は、いろいろなイベントを大勢の人が楽しめるように進化させていっているのはとても感心します。
イースターエッグと呼ばれる卵がその日には欠かせません。
イースターのお祝いとともに、春を祝う卵という感じ。色付けされたゆで卵もありますが、卵アレルギーが増えてきたという理由でプラスチックの卵にキャンディを入れることもあります。
それぞれが持ち寄った卵をいろいろなところに隠し、よーいドンで卵を探すイベント。
(↑これはおととしのエッグハント。砂だらけで卵を隠すところもないので、みんな砂まみれ!)
大きなところでは景品がでたり、フルーツが隠されたり、プラスチックの中にお金が入っていることもあります。
まとめ
日本にはあまりなじみのないイースター。
この時期には、あらゆるお菓子が限定で卵型になるというおもしろい現象も起きます。
今年は我が家ではやらずに、夫の姉の家に行くので色付けしたゆで卵30個、プラスチックの卵30個ぐらいを持っていく予定。
そうそう、ちなみにこの日の後は卵サンド、卵サラダ、とゆでた卵をあらゆる方法で食べつくさないといけないという主婦の仕事も待っています(笑)
(実は、プラスチックの卵にお菓子を詰めるのが発達した理由はこんなにいっぱいのゆで卵食べられるわけないじゃないか!という主婦の意見が大きかったのではないかと思っています。)
アメリカ、ニューメキシコ州在住、居住歴10年。ナバホ族の夫とリザベーションで二人の子育てをしながらインディアンジュエリーにかかわる仕事をしています。インスタ、ツイッター、Facebook、Youtubeがありますがインスタが一番身近な感じかと。
ABOUT MEのページからSNSのフォロー、他ウェブサイト、お問い合わせなどができます。
コメント